
職種紹介
心理判定員
業務内容
児童相談所等において、心理検査や面接による心理的アセスメントを行うなどの専門的業務。
心理判定員の先輩
子ども・福祉部倉敷児童相談所子ども発達支援課親子支援班
和気 さん
(令和3年度入庁)
令和3年4月 | 保健福祉部福祉相談センター子ども保護課 |
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令和5年4月 | 現所属(R7.3掲載) |
※撮影時のみマスクを外しています
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現在の仕事内容について
児童心理司は、子どもとの面接や心理検査を行い、児童福祉司と協働しながら子どもの状態や家族についての理解を深め、必要な支援につなげていきます。また、不登校支援としてグループワークも行っており、先日の集団活動では、子どもたちと一緒にうどん作りを行いました。
児童心理司は、面接や検査だけでなく、家庭訪問や学校への訪問、グループワーク等、幅広く子どもと関わることができます。いろいろな場面での様子をみることができ、より子どもについての理解を深めることができる仕事だと思います。 -
これまでで印象に残っている仕事
その子にとってより良い暮らしができるように、支えていきたいと思っていますが、時にその子自身や家族の持つ力に驚かされることがあります。
面接の中でその子の成長を感じ取ることができて、一緒に「頑張ったね」と共有できた時や、数年ぶりに再会した子どもから、「こんなことをがんばっているよ」、「できるようになったよ」と声をかけられた時は、支援する側でありながら、その子の持つ力に励まされるような気持ちになります。 -
私のワークライフバランスについて
仕事をする中で過度な感情移入をしたり、相手の人生を左右することにプレッシャーを感じたりすることがあるため、同僚や先輩に相談しながら仕事を進めています。また、児童相談所では、業種に関わらず、コミュニケーションが活発に行われており、様々な方の意見を聞きながらチームとして業務にあたることができます。
休日には、趣味や娯楽などの予定を入れながらリフレッシュできるように意識しています。自身の裁量で仕事を調整することが可能な部分が大きく、1時間単位で休暇をとることができるため、平日でもリフレッシュする時間をもつことができています。 -
受験を考えている人へのメッセージ
児童心理司は様々な方の人生に関わる仕事であり、子どもや家族の成長を近くで感じられるところにやりがいを感じています。今のこの子にとって何が最善なのかと悩むことは多いですが、職員間の相談体制は充実しており、日々の業務や入庁後の研修などを通して自分自身も成長することができる仕事だと感じています。
みなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています!
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私の1日
- 8:30
- 始業、メールチェック、午前の面接の用意
- 9:30
- 子ども面接・心理検査
- 11:30
- 記録作成
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- 午後の訪問の用意
- 13:30
- 家庭訪問、施設訪問
- 16:00
- 記録作成
- 16:30
- 支援方法の相談、所内協議
- 17:15
- 終業
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