
職種紹介
心理判定員
業務内容
児童相談所等において、心理検査や面接による心理的アセスメントを行うなどの専門的業務。
心理判定員の先輩
倉敷児童相談所子ども発達支援課親子支援班
安田 さん
(平成31年度入庁)
平成30年4月 | 福祉相談センター子ども家庭相談部子ども保護課 |
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令和2年4月 | 現所属(R5.3掲載) |
※撮影時のみマスクを外しています
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現在の仕事内容について
児童相談所では、様々な役割の職員が連携しながら、子どもが幸せな暮らしを送れるように支援を行っています。
その中で、児童心理司(心理判定員)は心理面接や心理検査、時には一緒に遊び、直接関わりながら子どものパーソナリティや暮らしの中で抱える思いといった心理面のアセスメントを行い、児童福祉司や関係機関と必要な支援を検討します。支援方法は子どもによって異なり、すぐに成果も表れないため、自分のやり方が正しいか不安になることも多いです。そんな中でも「この子の幸せってなんだろう?」と常に考えながら支援を続けることで、ふと、子どもや家族の小さな変化に気づいた時に改めてこの仕事にやりがいを感じます。
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これから取り組みたい仕事
児童心理司は、気持ちや性格といった目に見えない内面を取り扱います。子どもの心理面を把握するだけでなく、それを保護者や関係機関の方へきちんと理解してもらえるように言葉で伝える力も大切です。自分の助言によって少しでも悩みが解決できるよう、先輩の伝え方を参考にしたり文献を読んだりしながら分かりやすい伝え方を考えています。
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私のワークライフバランスについて
対人援助において、支援者側が健康であることが大切です。日々相談者の悩みに寄り添って支援したり、時には考えの食い違いから怒られたりもするため、支援者側の心が疲れてしまうこともありますが、仕事上の悩みや不安は職場で吐き出すことで、家には仕事も悩みも持ち帰らないようにしています。休みの日は趣味や休息にあて、心も体もリフレッシュして仕事に臨んでいます。
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受験を考えている人へのメッセージ
児童相談所では子どもの人生を左右する判断を求められることもあり、大きな責任が生じる難しい仕事です。だからこそ、様々な職種で話し合いを重ねながら、チームでよりよい支援を考えています。自分たちの支援が何年後何十年後の子どもの幸せに繋がることを期待しながら日々仕事に取り組んでいます。子どもやその家庭のために、一緒に仕事できることを楽しみにしています!
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私の1日
- 8:30
- 始業・メールチェック
- 8:40
- 一時保護児童の様子確認
- 9:00
- 児童福祉司と支援方針について検討
- 9:30
- 通所児童の面接、心理検査
- 11:30
- 記録作成
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 電話対応
- 13:30
- 家庭訪問、施設訪問
- 15:30
- 学校でケース会議
- 17:00
- 記録作成
- 17:15
- 終業
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