
職種紹介
獣医師
業務内容
農林獣医:家畜伝染性疾病の防疫、家畜の改良増殖(受精卵移植等)、畜産農家への生産技術指導、試験研究などの専門的業務。
衛生獣医:動物取扱業者・特定動物飼養者や食品衛生・生活衛生関係施設への監視指導、食の安全・安心に関する情報や知識の普及啓発などの専門的業務。
獣医師の先輩
保健医療部動物愛護センター 愛護課
溝上 さん
(平成31年度入庁)
平成31年4月 | 保健医療部食肉衛生検査所 |
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令和4年4月 | 現所属(R7.3掲載) |
※撮影時のみマスクを外しています
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現在の仕事内容について
動物愛護センター愛護課の業務は大きく分けて、
「収容動物の健康管理」、「収容動物の譲渡」
の2つの仕事あります。
「収容動物の健康管理」は、病気の治療やワクチン接種、フィラリアの予防、避妊・去勢手術など小動物臨床の様な仕事です。
「収容動物の譲渡」は、動物の性格や特性に合った譲渡先を見極め、委託している譲渡会に参加してもらうか、動物愛護団体にお願いするといった対応を行っています。 -
これまでで印象に残っている仕事
つい先日行った子猫の緊急譲渡会です。
令和6年度動物愛護センターでは、犬猫ともに収容が多く、殺処分の危機に瀕しています。私がセンター勤務になってから一番収容状況がひっ迫していて、譲渡先が見つかりやすい子猫から、少しでもどうにかできないかということで緊急譲渡会を企画しました。動物愛護センターのホームページ以外にも動物愛護団体に譲渡会の周知をお願いし、想定の倍以上の28匹の猫ちゃんの譲渡が決まりました。
まだまだ、多くの猫ちゃんが残っていますが、引き続き譲渡事業を頑張りたいと思います。 -
私のワークライフバランスについて
公務員の強みは、仲間が多いので、仕事の融通が利きやすいところです。
動物病院で業務に携わっていた頃は、楽しく仕事していましたが、日々忙しく、自由に休みが取れませんでした。今は忙しい時期もありますが、急な休みも取りやすい環境です。 -
受験を考えている人へのメッセージ
岡山県の衛生獣医師はいい人ばかりで、どの部署も働きやすい職場です。
私もそうですが、民間企業で培った臨床知識は活用できますし、そうではない新卒の方でも知識の習得は可能です。
動物愛護センターでは、避妊去勢手術は新卒でも学びながら技術を習得できますので、臨床知識がなくても問題ありません。 -
私の1年
犬は季節繁殖ではないので年中収容されることがありますが、猫は季節繁殖であるため、4~11月まで収容が多く、何かとばたばたしています。
12~3月は比較的落ち着くと思いますが、飼い主からの引き取りは時期が決まっていないため、突発的に多数の動物が収容されることや、野犬の子犬が複数匹一気に収容されることもあります。
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