
職種紹介
埋蔵文化財発掘調査員
業務内容
県内の埋蔵文化財の発掘調査や調査報告書の作成のほか、広く文化財の保護や活用等に関する業務。
埋蔵文化財発掘調査員の先輩
岡山県古代吉備文化財センター調査第二課第一班
藤井 さん
(令和4年度入庁)
令和4年4月 | 岡山県古代吉備文化財センター調査第二課第二班 |
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令和5年4月 | 現所属(R7.3掲載) |
※撮影時のみマスクを外しています
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現在の仕事内容について
岡山県古代吉備文化財センターは、埋蔵文化財の発掘調査や研究、保存、活用などを行い、地域の宝である文化財を後世へ残し伝える役割を担っています。
現在、私はこれまで従事した発掘調査の報告書を作成するため、調査で記録した図面や写真、出土品の整理、そして原稿の執筆などの業務を行っています。日々の業務は地味な作業も多いですが、コツコツと積み重ねたその先に、自身の調査成果が1冊の本になると思うと、感慨深いものがあります。 -
これまでで印象に残っている仕事
私は入庁後2年間、岡山県津山市内の遺跡で発掘調査を行っていました。なかでも令和5年度の調査では、これまで未発見であった3基の古墳を調査しました。タイトなスケジュールでしたが、学史的に著名な佐良山古墳群の調査ということもあり、自分の手で歴史を明らかにできることに喜びを感じました。成果を地域へ還元するため、気を引き締めて調査を行いました。
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私のワークライフバランスについて
休日は子どもと公園や動物園、水族館などへ遊びに出かけています。子どもと過ごす時間は、何よりもリフレッシュができ、日々の仕事を頑張る活力を得られます。
また、学生のときから行っている研究を少しずつではありますが進めています。プライベートで調べたことや勉強したことが業務で活かされることもあり、仕事をする上でもメリットがあると感じています。 -
受験を考えている人へのメッセージ
岡山県古代吉備文化財センターに所属する職員は、専門的な知識と高い技術力そして岡山県の埋蔵文化財に対して熱き想いを持ったプロ集団です。そういった職場環境のなかで仕事をすることで多くの刺激を受け、自分自身の成長にもつなげることができます。地域の財産である文化財を後世へと受け継ぐために、情熱と探究心を持った皆様と一緒に働ける日を心から楽しみにしています。
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私の1日
- 8:30
- 始業、メールチェック
- 9:00
- 朝礼、出土品の整理や図化、パソコンでの図面浄書作業の確認・指示
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- メール等の確認や文書作成
- 15:00
- 原稿執筆
- 17:15
- 終業
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