岡山の街並み

職種紹介

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学芸員

業務内容

岡山県立博物館等における資料の収集・保存・展示・調査研究及び教育普及などの学芸員としての専門的業務や、入館者対応等の業務。

学芸員の先輩

岡山県立博物館学芸課

岡﨑 さん
(令和元年度入庁)

平成31年4月 現所属(R6.3掲載)

※撮影時のみマスクを外しています

  • 現在の仕事内容について

     博物館には多分野の学芸員がおり、私は美術分野(絵画・彫刻など)を担当しています。業務としては、資料の保存管理、調査、展覧会の企画・展示など学芸業務全般を行っています。
     また、日常業務として温湿度や虫害対策、友の会(※)の担当もしています。文化財を通じて岡山の文化や歴史に触れることは楽しく、やりがいのある仕事だと思います。県民の方にも岡山の文化の素晴らしさを実感していただけるような展示を心がけています。

    ※友の会: 岡山県の歴史と文化についての知識を深め、博物館の活動に協力しながら、会員相互の親睦をはかることを目的とした会で、どなたでも入会できます。

  • これから取り組みたい仕事

     岡山県は古代より優れた文化を育み、県内各地にその文化財が現存しています。一方で少子高齢化などにより、これら文化財の散逸が懸念されています。地域の人々が大切に継承してきた文化財を後世に残していけるように、調査・研究や展示を通じてその価値を県民の皆さんにお伝えしていきたいと思います。

  • 私のワークライフバランスについて

     休日は県内外の美術館や博物館などを訪問しています。他館の展示を観覧することは自館の展示を考える上で良い刺激となりますし、何より、その地域の人々が大切に残してきた文化に触れること、展示を通して新しい学びを得ることはわくわくする体験です。

  • 受験を考えている人へのメッセージ

     博物館での仕事は多様ですが、文化財と直に接することのできる体験は得がたいものです。専門分野以外の業務に当たることもありますが、新たな観点や知識を得ることができ良い経験となっています。
     私は新卒で今の職場に着任しましたが、知識・経験ともに不十分な中で、周りの方々に温かく受けいれていただきました。経験を問わず、岡山の歴史・文化に興味のある方と一緒にお仕事ができると幸いです。

  • 私の1年

    夏(7月末~9月)に展覧会を担当した際の一年についてご紹介します。

    4月~7月
    特別展出品資料の出品依頼及び借用、印刷物(チラシ・展覧会図録など)の作成、広報、展示
    平常展の展示
    7月末~9月
    各種イベントの実施
    9月~10月
    特別展出品資料の返却。テーマ展の計画。
    12月
    平常展の展示
    1月
    テーマ展。寄託資料の更新手続き。

    ※随時、今後の展示計画、寄託・寄贈資料の受け入れ、特別観覧、貸出、調査などを実施しています。

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